秋の空 夕日を浴びし チョウゲンボウ

今日はバイトへ行こうとOKU駅に行って自転車を止めました。するとどこからとも無く聴いた事のある高い鳴き声が!
何かと上を見るとなんとチョウゲンボウのつがいが仲良く旋回しているのです!
チョウゲンボウの存在は上中里付近で何度も目撃していたのですが、つがいでの目撃は初めてです!
萩の月の看板に止まるとたがいに毛つくろいをはじめました〜 遠いとはいえ和やかな雰囲気がこちらにも伝わってきました(´・ω・`*)

チョウゲンボウはタカ目ハヤブサ科です、ハヤブサといえば捕食がカラスのトビように陸には降りず、上空を飛ぶもの主にを獲物にし、上空で中型〜大型の鳥を飛び掛って捕食するなかなかかっこいい鳥ですね〜。飛び掛るときの速度はなんと300キロ近い速度が出るというかなり凄い鳥だったりします。

しかしチョウゲンボウハヤブサに比べかなり小型です。なので主食はハヤブサのようにカラスやカモメなどは襲えないので、スズメやムクドリ、ハトなどの中・小型の鳥。(ハヤブサ本種の主な獲物もハトだったりしますが)やセミなどの昆虫を主食とし、時には地面に降りてバッタなども捕食したりもします。
巣は主にがけや他の鳥の古巣などを使ったりしていましたが、近年はビルや鉄塔などでも繁殖を始め、都会の環境に合わせて生活するようになったのです。

このつがいは今年は無事に子育てが出来たのでしょうか・・・近頃猛禽類はカラスの増殖により繁殖成功率がグンと落ち込んでいます(トビを除く)。
ただでさえカラスは都会に多いのに、そんな中で一生懸命生き抜いて、子育てまでもをするチョウゲンボウたちを応援したいですね!ヽ(`・ω・´)ゝ
良い機会なのでこれからも観察を続けたいと思います。